一般社団法人ハンズハンズ

新緑がまぶしくなりましたね。

今日は旬の春キャベツを使って巣ごもりを作りました。

柔らかい春キャベツを1人に2~3枚ずつ配り、2cm程度の細切りにしてもらいました。

芯をとり、キャベツをしっかり押さえて切ることができました。

この時間のもう一つのねらいとして「待つ」という動作がありました。

今日はナイフを使用するので、前半・後半にわけて活動しました。

後半の子は前半の子が調理する際に調理の様子を見て、じっと待ってくれました。

実際、人が何かをしているのを待つということは大変なことです。自分の気持ちと体をコントロールして待つ時間は大変長く感じます。本当は前半チームとして活動したい思いもあったかと思います。それでも、みんなが安全に楽しくクッキングができるようにと待ってくれた後半チームの仲間。約10分程度でしょうか、仲間の調理する姿をみて、落ち着いて待ってくれた姿は素晴らしかったです。自分の番が来た際には、仲間の様子をしっかり見ていただけあって、簡単な指示のみでキャベツの細切りをすることができました。クッキングを楽しむだけでなく、クッキングという活動を通して、日常に必要な力も高めていけたらと思っています。

さあ、自分の分が切れたら、ホットプレートに置き、少しくぼみをつけました。

そこに、自分で割った卵を落とします。上手に割れるととても喜んでいました(#^^#)

蓋をして待つこと10分…部屋の中が香ばしい匂いでいっぱいになりました。

春キャベツたっぷりの巣ごもりが完成です。

お好みで、塩・オタフクソースをかけて食べました。

「んん~、おいしいっ!」思っていたよりもキャベツが甘く柔らかくなっていたようです。

みんなで食べると、さらにおいしいです。

片付けもできることをみつけて進んで行ってくれました。

「おうちでもつ~くろう!」とみんながいうほど簡単な調理です。ご家庭の休日の朝食やおやつに作ってみてはいかがですか?

山田

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