クッキング「コーンピザをつくろう」 未来育デイ
今日は、みんなのお楽しみ「クッキング」の日でした。
畑で育てたとうもろこしやミニトマト、ピーマン、バジルを当日収穫し、
野菜を主役にした簡単ミニピザを作りました。
とうもろこしを塩ゆでする係。火が通って色が濃くなったタイミングを見逃さず、上手にゆでてくれました(^^)
野菜を切る係は、手元をよく見て食べやすい大きさに切ってくれました。
ベーコンを切る係は、大きさをそろえて切ってくれました。
生地を一人3枚ずつにわける係。薄い生地で取りにくいけれど、4枚にならないよう気をつけてくれました。
準備が整った後は、トッピングを楽しみました。ひとり3つずつです。
自分が食べるピザ!おいしいピザ!どの子も楽しんでトッピングできました。
育てた野菜をのせて彩りのよいピザができました。
野菜たっぷり派、バランス重視派、チーズたっぷり派など個性豊かなピザが焼きあがりましたよ(^_-)-☆
あつあつのできあがりです。ホットプレートから取り出す係も大健闘!です。
作っては焼いて、作っては焼いて…と、まるでピザ屋さんのようでした。
堂々として頼もしい姿です。仲間の作る様子をよく見ていたのでどのような手順で作るのかがわかり、自信をもって作っていました。
テーブルを片づけて「いただきます!」
自分で作ったピザの味。夏野菜の味。おいしかったようで、みんな完食(^◇^)でした。
(※食べるのに夢中で、食べている写真が少なくてすみません!)
最後に、今回一番大切にしたことは、役割分担の決め方です。
トッピングは全員にしてもらいましたが、それとは別に、「ゆでる 一人」、「切る 三人」、「わける 二人」、「作り方の手本を示す 一人」、「取り出す 二人」など作業工程にわけた役割をつくりました。どの役割をやってみたいか希望をとり、希望者同志集まって決めてもらうことにしました。これまでのデイでの過ごし方から、大人の見届けがあれば仲間との関わりの中で決めることができると見立てていたからです。
もしかしたら、思いが通らず、泣いてしまったり、怒ってしまったりということがあるかもしれないと考えて、その際はSST(ソーシャルスキルトレーニング)の良い機会と捉えて指導をするつもりで準備もしていました。
さて、実際どうなったかというと、指導者の見届けのなか、自分のやりたい役割を示し、「じゃあさ、じゃんけんで決めようよ」、「私、他の役でもいいからゆずるよ」とじゃんけんや話し合い、譲り合いなどをして役割決めをすることができました。SSTの出番はありませんでした。
もしかしたら第一希望の役割にはなれなかった子もいたかもしれません。それでも、役割決めの最後にはみんなが「さあ、作ろう!」と納得して活動できた姿はすばらしいなと思いました。任せた役割の出番が来ると、進んで取り組んでくれました。目にはみえませんが「みんなと一緒にクッキングをしたい、仲良く活動したい」という願いや思いがあるのだと思いました。
調理が終わり、テーブルを囲んでこんなに多くの仲間と一緒に楽しくクッキングができることをうれしく思いました。「おいしいね」と自分たちで作ったピザの味に喜ぶ子どもたちの姿はなんとも素敵でした。
さあ、次のクッキングは何を作りましょうか。子どもたちが楽しみにしてくれるようなよいメニューがありましたらスタッフまで教えてください(#^^#)(山田)