一般社団法人ハンズハンズ

12月下旬に冬のおたのしみ会というイベントを企画しました。ハンズハンズのみんなで行うイベントは夏のおたのしみ会以来で、子どもたちもとても楽しみにしていました。

未来育デイでは【サンタが町にやってくる】の曲で歌とダンスの発表をします。曲を知らない子も何人かいたので、まずは歌の練習からはじめました。曲を理解したら次はダンスの練習です。ダンスは職員が振り付けをしました。前後の隊形移動やペアになって回ったりと中々難しい振り付けもありましたが、職員の見本に合わせて何度も練習をし、振り付けを覚えていきました。

歌とダンスだけではなく、間奏の時には以前工作で作ったクリスマスのオーナメントをツリーの壁面に飾ります。2番の歌い出しに間に合うようにすばやく動くのが大変でした。ほぼ毎日練習を積み重ね、2週間ほどで歌もダンスも着実に上達していきました。本番は自分たちで作った衣装を着て発表をします。歌とダンスの流れをつかめたら衣装を着て通し練習に入ります。

「僕は指揮者をやりたい!」と立候補した子がいました。指揮者=リーダーという意識があったようで、かっこいい指揮棒を作ったり、練習の終わりには率先して反省会を進めてくれたりと、リーダーらしい姿をたくさん見せてくれました。

おたのしみ会当日にいない子たちもお客さん役となり、練習をサポートしてくれました。「〇〇さんのダンスがとても上手でした」「大きな声で歌っていて良かったです」などとたくさん仲間の良いところを見つけて発表してくれました。

おたのしみ会当日の司会進行も未来育デイの子どもたちが中心となってやります。台本を用意し、全員にセリフを与えました。


終わりの言葉を練習している様子です。「僕は〇〇が楽しかったです」と、何が楽しかったのかを具体的に話すことが出来るようなセリフにしました。本番、どのようなことを話してくれるのか楽しみですね。

本番前最後のリハーサルの様子です。「緊張する!」と話していた子もおり、上手に出来るか不安な様子の子どもたちでした。ですが、この1ヶ月間、本当に一生懸命練習に励んできました。学校帰りで疲れていた日もあったと思います。そんな中、「今日も練習頑張ろう!」とみんなで声をかけあっていました。

未来育デイでは団結力を高めたいときに必ず「エイエイオー!」とみんなで円陣を組みます。学校も学年も違う子どもたちですが、この時の一体感には本当にいつも感動させられます。本番に強い子どもたちなら大丈夫!笑顔で楽しい発表会にしましょうね。  (武内)


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